雑記

サロネーゼ、主婦に人気の自宅サロンでプチ起業、おすすめできないワケ

自宅サロン

自宅でエステやネイル、リラクゼーションのお店をする人たちが増えてきました。

好きを仕事に!

自宅で時間に縛られずに仕事ができる!

子供に寂しい思いをさせなくて済む!

とはいかないのが現実。

 

実はわたしも、20年くらい前からリラクゼーションの自宅サロンをやってます。

昔と今では状況がかなり違います。

 

自宅サロンを始める準備

2回目の離婚をして1年後のこと、持病の椎間板ヘルニアが痛み出して仕事ができなくなり退職。

何か家でできる仕事はないかとケイコとマナブという雑誌で探していたところ、リフレクソロジーというものを知りました。

実際に施術を受けたことはなかったけど、自宅でも開業できるとかいてあったので興味を持ちました。

 

20年前、リフレクソロジーの認知度は低くて技術を教えるスクールも限られていました。

当時はマキフジタの英国式リフレクソロジークイーンズウェイが有名でしたが、費用が高すぎて論外。

リフレクソロジーとアロマトリートメントのスクールに通う

わたしの通ったスクールは英国式と台湾式のMIX技。

授業料は初級コースと上級コースで約30万円。

その後、アロマトリートメントコースの初級コースと上級コースに通い、約50万円。

すべて習得するのに2年かかりました。

 

昔はどこもこんな感じ。

最近は無料で技術を習得できるところが増えていい時代になったなと感じます。

ただ短期で詰め込むので、それはそれで大変そう。

 

リフレクソロジーとアロマトリートメントの技術を習得するのに2年かかりましたが、リフレクソロジーは半年で習得できたので、すぐに自宅サロンを開きました。

アロマトリートメントはお店をしながらの習得。

 

店舗での実務経験なしで自宅サロンは無謀と思われるでしょうが、当時は働けるリラクゼーションサロン自体が少なく、スクールの同期生の多くが自宅サロンではなく店舗を構えて独立開業しました。

 

当時わたしが住んでいたのはアパートの2階で間取り3DK。

玄関を入って、キッチンを通って奥の部屋が施術部屋。

とてもサロンと呼べるものではありません。

 

とはいえ田舎だったし、物珍しさもあってぼちぼちお客さんは来てくれてました。

 

変わったお客様

ある日のこと、今はこちらに帰省中だという横浜からの同業者のお客様が来られまして、部屋のことけちょんけちょんに言われまして・・・・。

「私ならこんな場所でやらない」

「玄関からすぐの部屋でやるわ」

「トイレも近くないとダメ」

そして、私の選んだエッセンシャルオイルも気に入らなかったらしく頼みもしないのにOリングといものを指導されて、

「ほら!私に必要なオイルはベルガモット」

他にもさんざん言われて意気消沈。魔女が現れたと思いました。

 

 

信じられないくらい嫌な思いをさせられた結果、言われたことがずーっと頭から離れない。

 

それから1週間後くらいのこと、新聞に新築アパートのチラシが。

大東建託のメゾネットのアパート。

 

玄関が通りに面していて、玄関を入るとすぐにLDK。

キッチンは奥でトイレも近い。

すべてが魔女の言う通りの間取り。

奇跡。

大家さんから玄関前に看板を置く許可を頂けたので、速攻で契約して引っ越し。

彼女は魔女から天使に昇格。

ここから、娘と生活していけるだけの収入が得られるようになりました。

彼女には心から感謝しています。

 

自宅サロン

これは、アロマトリートメントを習得した後、通っていたスクールの分校としてスクール講師をしていたころのケイコとマナブの取材。

 

ピンクのカーテンの奥がキッチン。

生活感は消せました。

この頃の収入は月20万円弱くらい。

 

でもこれは、昔はよかったなーという話。

 

開業費用

リラクゼーションサロンを始めるのに必要な費用

ベッド    5万円
タオル類   2万円
オイル    1万円(消費期限があるので少量の仕入れ)
ホットキャビ 1万円
備品代    5万円
広告費    3万円(月)

エステやネイルサロンは初期費用がもっとかかります。
リラクゼーションサロンは技術さえ持っていれば低予算で自宅サロンが始められます。

まとめ

自宅サロンの大変なところは、自宅とはいっても、ある程度の生活感は消さなけれいけないこと。
生活感が出過ぎると、リピーターは望めません。

掃除は結構気を使います。

タオルの洗濯も多い。

変わったお客様も来るのである程度覚悟が必要。

常連客が増えると、お悩み相談が増えて神経が消耗する。
以前は施術後にお客様とお茶を飲むというスタイルでやっていたので、自然とそういう流れに。

今はウォーターサーバーで自由に飲んでいただくスタイルに変更。
ドライな関係を保てるようになりました。

何よりも、ON/OFFの切り替えが難しい。

明日はお休みしようと思っていても予約が入るとついつい受けてしまう。

 

そして自宅サロンの最大の問題は看板が出せないこと。

戸建ての家なら問題ないのですが、賃貸アパートや分譲マンションも看板はNGのところが多いです。

集客が難しければ、当然サロンは繁盛しません。

 

田舎でサロンをやってた時は競争もなく一人勝ち状態でしたが、都会に引っ越してくると数えきれないくらいの同業者。

今までのようなわけにはいかないとすぐに気づきました。

施術料も昔は10分1,000円が当たり前だったのが、今では半額。

自宅サロンだけで生き残っ行くのは少々厳しい。

別の仕事を持って、休日だけ自宅でというのが丁度いい気がします。

 

自宅サロンは始めるのが簡単、そして辞めるのも簡単。

わたしは田舎から今の場所に引っ越してからは、パートと自宅サロンの兼業。

でも長期で自宅サロンを休むこともあります。
気が向いたらまた始める、そんな感じです。

気楽にやれる方には向いているかもしれませんが、本気で稼ぎたい方にはお勧めできません。